働かざる夫婦の堕落日記

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zoom RSS 日本一週旅行、秋田横手にて

<<   作成日時 : 2004/07/21 20:03   >>

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今日はネット喫茶から書き込み。
かなり長文になりそう。

昨日までのルートは、去年通った道だった。
それはそれで「あぁここで休憩したよな〜」「あぁここで飯食った!」とか、いろいろ懐かしい思い出がこみ上げてくるので、楽しかった。
しかし、そろそろ新しい未知なる道を進みたい。ウマイ!

今日はいよいよ未知のエリアである秋田県を目指す。
朝6時過ぎに起きて、天気予報を見ると「曇りのち晴れ」である。
これは絶好のコンディションということで7時前に水沢を出発する。

1時間もしない内に霧雨が舞い降りてくる。
もうね、天気予報ってなんなのといいたい。
北上市に入ったところで、霧雨が強くなる。
これは雨宿りが必要だと感じてコンビニを探すも、無い、無い、全く無い。
北上は市のくせに、国道4号線左側にコンビニも用意していないのか!
こうなったら男の意地である。
なにがなんでもコンビニがあるまで雨宿りしないっ!

えー、結局北上市をほぼ通り過ぎるところまで行きました。
しかも、見つけた時にはとっくに霧雨は止んでいました。
しかし、意地でここまで来た以上、入らずに帰るのは負けに等しい。
中に入り、少し雑誌を立ち読みして、外に出ると、またも霧雨。
もういいかげんにしてくんろ。

そして、ここで重大なミスに気が付く。
今日のルートは、北上市内の国道107号から曲がって秋田方面に行く予定だったのに、コンビニ探しに熱中して、大幅に通り過ぎてしまった。
かなり損した気分になるも、結局霧雨の中を戻り、107号線に入る。

霧雨がとにかく止まない。
辛くなってきたので、ほっかほっか亭で飯を食いながら様子を見る。
店の人に、近所に健康ランドがないかを聞くと、すぐそばにあるらしい。
雨に打たれながら、そこを目指す。
パチンコ屋の隣にあるマースという健康ランドにはすぐに着いた。
しかし、営業時間を見てみると、深夜はやっていない。
ものすごく落胆して、店の前に座っていると、パチンコ屋から出てきた怪しい中年男性に声かけられた。
なんだこの方言は。全く聞き取れない。岩手って外国だ。
しかしながら、ところどころで聞こえてきた内容は「金貸してくれ」と言っている。
あれ? 今もしかして俺ってからまれてるの?
そもそも、まだ9時20分。たった20分でアンタの種銭は尽きたのかい。
笑顔で断り、その場を去ろうとすると、自転車の後ろにつかまってくる。
笑顔で振りほどき、逃げるようにその場を立ち去った。

正直つらい。まだ今日はそんなに時間が経ってないのに、これだけ酷い目に会うと、今日はもう走るのを辞めて泊まりたい。
霧雨はまだ一向に降り止む気配すらない。
強くなってきたので、コンビニに入り、全国安宿特集の本を読むと、北上市内にカプセルホテルがあったらしい。
戻って泊まろうか真剣に悩んだが、10km以上も走ってきて、また無駄に戻るのはしゃくである。
この先で一軒でも旅館を見つけたら、2万でも5万でも泊まろう。
いや、5万はさすがに無理。財政破綻。

しかし、旅館なぞ無いのである。
こんなツイてない日は、悲しいくらいに裏目るのである。
途中でキャンプ場を見つけたが、雨の降る青空キャンプ場に泊まるやつなど皆無。
あぁ、早くゆっくりしたい・・・

さらに追い討ちがくる。
湯田町に入るまでの道のりが異常に酷い。
以下がその酷いポイントである。
・歩道が無い
・車道も狭く、路肩も無い
・基本的にほとんど昇り道である
・雨が降っていて、車は滑りやすい
・雨が降っていると、右側は落石が起き易い地形である
・左側は断崖絶壁で、車に軽くカスっただけでも転落死亡は確実
・トンネルが多く、視界も悪い
・一応国道なので、トラックは多い
どうやらこの国道107号線は、自転車が通るとは微塵も考えないで設計されているようだ。
正直、日本全国を自転車で旅してきた私でさえ、今日は命日だと思った。
生きて帰れるはずがないと思った。
棺おけに片足突っ込んでいた。
遺書を書こうかと思った。いやそれは嘘だ。

もう生きた心地が全くしない中に、一筋の光明がさした。
道の駅があった!!! まさに砂漠の中のオアシスである。
そこで休憩して、せめて雨が止むのを待とう。
もし止まなければ、この道の駅で寝袋出して寝よう。

そんな時、一人の青年が声をかけてきた。
私はシャイなので、自分から話し掛けることはしないのだが、話し掛けられると別だ。
なんか嬉しいのである。
こんな酷い目に会いつづけてきた日だから、なおさらだ。

彼は静岡出身で、家出同然に飛び出し、気の向くままに日本を旅行している。
とりあえず北海道を一周してみるらしい。
ダーツや水泳など多種多様な才能を持ちながらも、仕事に疲れ、人生に疲れ、自殺したいと思うまで追い込まれて、そして家を飛び出し、旅行してやっと人生が変わったそうだ。
非常に気の優しい好青年だが、まだ23歳なのに、彼の背負ってきた人生を聞くとすごいと感心してしまった。
深い話はこの辺でやめておこう。彼のプライバシーにも関わる。
ただ、やはり旅行ってすばらしい。
私もそうだが、人間の人生観を変える力を持っているのだ。
旅行はどんどんすべきだと思った。

いつの間にやら、1時間以上は語っていたようだ。
気が付くと外は晴れていた。
最後に彼とお互いに励まし合い、記念写真を撮り合って、その場を別れた。

彼とゆっくり話しできたお陰なのだろうか。天気が晴れたお陰なのだろうか。
その後はすごく順調だった。
気分もとても良くなった。
湯田町内に入ると、道も良くなってきた。
湯田町にいくつか温泉旅館はあったが、もうそんなことはどうでもよかった。
こうなったらとにかく秋田に入り、当初の目的地である横手市まで行くんだ。
そんな前向きな気持ちで、突き進んだ。

そして横手市に着いた。
残念ながら、サウナ&健康ランドは無かったが、マンガ喫茶があるので、ここで休もう。
風呂は・・・一日くらい入らなくてもいいだろう。
どうせ臭いのは今に始まったことじゃない(笑

支出 宿泊費 2700
    飲食費 1976
    雑費 480(全国安宿特集雑誌)
パチ 収支 打ってない
体重 マンガ喫茶では量れない・・・

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